11月22日の記事
2015年11月22日
若くして亡くなられた医師≪井村清和≫さんが、飛鳥ちゃんと、奥さんのまだお腹の中にいらっしゃるお子さんのために書き遺された本「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」のなかに井村先生がなくなられる20日前に書かれた詩があります。
あたりまえ
こんな すばらしいことを みんなは なぜよろこばないのでしょう
あたりまえであることを お父さんがいる お母さんがいる 手が二本あって 足が二本ある
行きたいところへ歩いて行ける
手をのばせば なんでもとれる
音がきこえて 声がでる
こんなしあわせがあるでしょうか しかし それをだれもよろこばない あたりまえだと笑ってすます
食事がたべられる 夜になると ちゃんと眠れる
そして また朝がくる 空気を胸いっぱい吸える
笑える 泣ける 叫ぶこともできる 走り回れる
みんな あたりまえのこと
こんなすばらしいことを みんなけっしてよろこばない そのありがたさを知っているのは
それを失くした人たちだけ
なぜでしょう みんな あたりまえ
あたりまえ
こんな すばらしいことを みんなは なぜよろこばないのでしょう
あたりまえであることを お父さんがいる お母さんがいる 手が二本あって 足が二本ある
行きたいところへ歩いて行ける
手をのばせば なんでもとれる
音がきこえて 声がでる
こんなしあわせがあるでしょうか しかし それをだれもよろこばない あたりまえだと笑ってすます
食事がたべられる 夜になると ちゃんと眠れる
そして また朝がくる 空気を胸いっぱい吸える
笑える 泣ける 叫ぶこともできる 走り回れる
みんな あたりまえのこと
こんなすばらしいことを みんなけっしてよろこばない そのありがたさを知っているのは
それを失くした人たちだけ
なぜでしょう みんな あたりまえ
Posted by 先生 at 13:11